腕枕で眠らせて





窓から射し込む朝の光は



サンキャッチャーの硝子を通して色付き揺れる。




キラキラたゆたう光を

彼の腕枕にまどろんで眺めた。





私、紗和己さんに恋をして良かった。


紗和己さんと恋が出来て、良かった。






ゆるり閉じた瞼に、通り過ぎる煌めきを感じながら


温かな腕枕に全てを委ねて


もう一度、穏やかな眠りに落ちた。
















*+:。.。:+* ゚終わり *+:。.。:+*





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