血染めの鎖
*
「ありえねぇよお前……」
左肩に湿布を貼られたトルガは痛みと、リークの『はて、なんの事かな?』という知らばっくれに顔をしかめる。
「ふつー親切に荷物とお前を運んでやった俺に感謝するだろうが。んでわざわざ痛みしか与えねえんだよ。
恩を仇で返すって言葉、まさにお前のためにあるとしか思えねえーんだけど」
「なにを今更。もとよりお前は僕のもの。なにをしたっていいだろう?おっと、『俺の体は俺のもんだ』なんて言うなよ。
僕のものは僕のもの。お前のものは僕のものだからな」
「なにそのジャイアニズムっ?!」
となると俺はの○太かスネ○かっ。
どっちにしたってキャラじゃねえよっ!
ぎゃーぎゃー騒ぐトルガを愉快そうに見つめるリーク。
二人は只今市場にあるテントにて体を休めていた。
「ありえねぇよお前……」
左肩に湿布を貼られたトルガは痛みと、リークの『はて、なんの事かな?』という知らばっくれに顔をしかめる。
「ふつー親切に荷物とお前を運んでやった俺に感謝するだろうが。んでわざわざ痛みしか与えねえんだよ。
恩を仇で返すって言葉、まさにお前のためにあるとしか思えねえーんだけど」
「なにを今更。もとよりお前は僕のもの。なにをしたっていいだろう?おっと、『俺の体は俺のもんだ』なんて言うなよ。
僕のものは僕のもの。お前のものは僕のものだからな」
「なにそのジャイアニズムっ?!」
となると俺はの○太かスネ○かっ。
どっちにしたってキャラじゃねえよっ!
ぎゃーぎゃー騒ぐトルガを愉快そうに見つめるリーク。
二人は只今市場にあるテントにて体を休めていた。