そして 君は 恋に落ちた。







最低な事をしてるのは分かる。


でも、どうしても頭から離れない。



あの電話の二人の仲良さげな会話。




俺には、いつでも仮面を貼り付けるのに―――…











「先輩……本当に俺を好き…?」




何も言わず会議室を出る先輩に、絞るような声で聞いた。



でも………


先輩は何も答えずドアを閉めた。














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