そして 君は 恋に落ちた。







逢いたい。



まだ会社を出て一時間もたってない。

でも、もう逢いたい。




……どうしたらいいんだろう。











想いが強すぎて。


願いが強すぎて。



一分一秒すら、俺のモノにしたくて。






こんなに欲深い俺を彼女に見せられなくて……


本当は、ただ、ただ、彼女を貪りたいのに―――…





余裕なんて、とっくにない。




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