君の隣
、うん、タイプとか、関係ないもんね。
「ちょ、俺の存在忘れてるっしょぉ」
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「あんたはうっさいの!!わかる!?」
マジ切れしたように怒鳴る怜美。
それに本気でビビって、
「わ、わかりますっっ」
と答える松坂君。
もう、二人付き合っちゃえばいいのにね。
じゃなくて、早く行かなきゃ、
そう思って、海人のもとへと走っていく。
5mぐらいまで近付いたら、海人は私に気付いて、ニコッと笑った。