君の隣





「おぅっ。あっ、碧と同じ学年だからしってるだろ??」




嬉しそうに言葉を続ける、海人。




千明も、すごく嬉しそう、





「碧ちゃん、三好千明です。知ってるかな??あたしは碧ちゃん知ってるよ!!」




--------------



しかも、なによ。



千明、なんかいい子になってるし。





なんなの。




海人のこと、なにも知らないくせに…





「知ってるよ!!海人をよろしくね♪」



「うん!!仲良くしようね。」





可愛らしく笑う千明。



なんで、こんなにも憎いんだろう。



自分が惨めで、情けなくて嫌になる。
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