君の隣

幼なじみの彼女

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ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ…




海人に彼女がいる、


と怜美に聞かされてから、約１ヶ月がたとうとしている。



なぜか、ずっとモヤモヤして、



あまり元気がでなくなった。





「あっ、碧～♪」



机に座って、ボーッとしていたら、怜美の声がして、ハッとした。




私はあわてて笑顔をつくり、なに～?と聞いた。




すると、怜美は楽しそうにピョンっとはねて





「今日、松坂たちとカラオケ行くんだけど、碧どう??」




-------------松坂??



相手に失礼だけど、



誰…??





そう、首をかしげていたら




「俺だよ俺!!松坂透-ﾏﾂｻﾞｶﾄｵﾙ-だって!!」




そういいながら、自分自身を指で指す背が高い男子。



あっ、




怜美とよくいる男子だ。



でも、隣のクラスだから、わかんなかった。





「怜美の友達だよね!!多分見たことある♪」