空色Days










「繭ー!!」












アタシは繭を呼ぶ














「はぁい〜??」















変な声が返ってくる。














「音楽室行こう??」














アタシは繭に誘いかける。


















「いいぜー!!また弾いてーあのソナタ!」














繭が調子よさ気にアタシにお願いをする















あ、もち気軽にね















そんなくだらない話をしながら音楽室に行こうとしたら、繭を呼び出した女の子がいた。



















そう、これが全ての始まりだった。





















その子は美浦ちゃんだ



















「繭ーうちも連れてってくれー!」
















繭は美浦ちゃんにそう言われて不意に視線をアタシに向けた。















今の繭が言いたいのはたぶん、
春、美浦もいい??
だと思う。


















アタシも対抗して、視線でいいよと送る




















ようするに今アタシと繭がしているのはテレパシィを送りあっているという感じだ。















繭が美浦ちゃんにヒソヒソと何か言っている














急に美浦ちゃんの顔が明るくなった
















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