夢見る空


まだ酔いが覚めないまま私は慌てて会社に書類を取りに帰る。





「あぶないあぶない。」





偶然、会社と私達が飲んでた店が三つ駅が離れてるだけで助かった。





と、時計の針を見る。針は9時45分を指していた。





「まだ終電には間に合う。」





時計から顔をあげて、急ぎ足で駅に向かう。





まだ開いてるよね…会社





不安が過ったが今はそんなことを考えてる暇じゃない。





「急がなきゃ」





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