誠となりて~新撰組~
総司は満足そうに頬を緩めると少女の方を向く。
「新撰組一番隊組長、沖田総司だよ。総司って呼んでね」
こくりと頷くと総司は少女の頭を撫でる。
「私は、近藤勇。ここの局長をしている。よろしく頼むよ」
「俺は土方歳三だ。副長を務めている」
「私は、山南敬助です。副長を務めてます。よろしくお願います」
「よし、俺は原田左之助だ、左之と呼んでくれ。よろしくな」
「俺は永倉新八、ぱっつぁんで構わねぇ。そんでこのちっちゃいのが藤堂平助だ」
「ちっちゃくねぇよ、平助って呼んでくれよな」
「斎藤一だ」
「私は井上源三郎です。みんなも源さんと呼んでるからそれで構わないよ」