いつも危険信号たちの隣で?

明暗学校は学力的に言えば、中の中だ。

上を狙えたのだが、とある理由で推薦をあちらで取り上げられてしまい、経済理由で狙えなかった。

そして何故かずっと私を推薦を取り上げないのが明暗高校だった。

なぜか推薦した私には受験に合格したあかつきには奨学金に付きに、何故か教科書代や授業料などが全て学校側が全て負担してくれた。

学校の雰囲気もいいし、もはや行かない理由もない。

私はそんな明暗高校のために学力テストは毎回一位が目標にしている。

そして今回の受験を受けてやはり一位になった。

簡単すぎる問題だらけ。

馬鹿ばかりなのかしら。

校則で許された金髪や制服を馬鹿ぽく、いや馬鹿らしく着ているこいつらのように。

「新入生か? ケケ、元中三には見えねえな」

「新入生ちゃん、学校なんてサボって俺たちとあそばねぇ」

下品な笑いを浮かべ、肩に手を回してくる。

気持ち悪い。

こいつらも私の身体に容姿目当て。

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