【更新】秘密姫~NO1総長は女の子!?~


藍「む…クラッカーの煙臭い。」

愛「換気しとこっか。」

星「私お腹空いたー!」

匠「ご飯はたくさんありますのでどうぞ好きなものを食べて下さい。」

星「わーい♪匠ってめっちゃ紳士だね、近所の優しいおじさんって感じ。」

匠「………おじさん…ですか。」

藍「あははおじさんって…(笑)。」

ん?

いつもの感じだとこの辺であーくんも笑うんだけどな……。

藍「うわっどうしたのあーくん。」

愛「んーん、何も。」

そう言っているあーくんはほっしーと匠の方を睨んでいた。

それも

ほっしーじゃなくて“匠”を。

ブツブツ

なんか言ってるし!!

愛「匠のやつふざけんなよ…僕の遊び相手取りやがって……。」

……遊び相手?

まさか

あーくん匠に嫉妬してるの???

藍「へー、ふぅーん、ほーう、そうなんだー。」

愛「………あいっち何がそうなの?」

藍「教えな~い♪」

きっとあーくんはまだ自分の気持ちに気づいていない。

だから……

藍「まぁ、自分で考えてみなよ。」

愛「ええぇ~ケチ~。」

あーくんが自分で気づくまでそっとしておこう。


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