【更新】秘密姫~NO1総長は女の子!?~

藍「…どうかしたの?お母さん。」

そうあたしが問うと

母「フフフフ。」

お母さんは怪しい笑みを浮かべた。

…何か嫌な予感しかしないんですけど。

そしてあたしの嫌な予感は的中した。

母「さぁ、貴女たちやっておしまい!」

お母さんが、いつの間にかにいたメイドさんたちにそういうと

メイド「了解です!奥様!!」

メイドさんたちが一斉にあたしにかかってきた。

藍「!?」

突然のことで何が起こっているのかあまり理解出来てないんですけども!

何事!?

そしてあたしはいつの間にかメイクルームに移動され、服を脱がされ、ピンクのフルレングドレスを着せられた。

母「やっぱり藍華にはこれが似合うわね、あたしの目に狂いは無かったわ。」

うんうん、と頷きながら言う母。

ドレスなんて着るの久々だからちょっと緊張するな…。

メイド「奥様、髪型とアクセサリーとメイクはいかがいたしましょうか。」

母「そうねぇ、髪型は毛先を巻いて、編み混みハーフアップにしてネイビーのリボンをつけて。
アクセサリーはパール系のものであまり派手じゃない感じのもので。
メイクはピンクとブラウン系でまとめてナチュラルでガーリーな感じでお願い。」

え?今なんと?

早口過ぎて内容が理解できないですよ。

メイド「はい、了解です。」

メイドさんは理解できるの!?

凄過ぎでしょ…。

それともあたしの耳が悪いのか??

やだ今度耳鼻科行こう。

そう思っているうちに…

メイド「お嬢様、出来ましたよ。」

藍「うわぁ。」

いつもの酷い顔がマシになってる…。

まぁ、そうだよね。

婚約者の前でみすぼらしい顔なんて見せられないよね。

母「あら、物凄く似合ってるわよ。これなら相手もイチコロね♪」

そうだねお母さん。

こんな酷い容姿だときっと相手も一発で殺せちゃうね。

まぁ、いつもよりはマシだから大丈夫か。


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