林檎好きな彼 [短]


『さっきは…助けていただいて、ありがとうございました!!』

――ドキッ

ま…まさか、
南摘ちゃんから話しかけて
もらえるとは!!

「そ…そんな事より!怪我大丈夫なのか!?」

『はい!昼休みに先輩に貰った林檎のおかげですかね?』

え…笑顔が!


―――鼻血出そう…

「あ…あのさ!南摘ちゃん!す…好きなんだけど!!」

『へ?』






『……………』
「……………」


『ごめんなさい…』

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