トリガーポイント
…。
何かが動いてるような気がしたけど、大和くんの側を離れたくなくて寝たふりを続けた。
「頭っ痛ぇ。」
どうやら大和くんが目を冷ましたみたいだった。
「亜優?の部屋…。右手は…。亜優がやってくれたのか…?」
大和くんの仕草に私は聞き耳を立てる。
自分の心臓の鼓動がすごく大きく聞こえて、寝たふりをしてるのがばれてしまうんじゃないかと、ものすごくドキドキした…。
っと、その次の瞬間、私は大和くんに抱き上げられてベッドに寝せられた。
そして、ぎゅっと抱き締められ、唇に何かが触れた…。
「な何やってんだ。俺は…。」
今のは…。
今のは…。もしかして…。
私今、大和くんにキスされた…?
えっ…。
私の頭はパニックだった。
なんで…?
でもすごく嬉しい…。
大和くんにキスされた。
そして、大和くんは何度か私の髪を優しく撫でてくれた。
「亜優…。ありがとう。」
今度はおでこにそっと触れるようなキスをしてくれた…。
これは夢?
幸せ過ぎて何も考えられない…。
このまま時が止まってしまえばいい。
埼玉に帰る事も明日からの嫌な現実も全て無くなってしまえばいい…。
私はそんな事を思いながら深い眠りに落ちていった…。
何かが動いてるような気がしたけど、大和くんの側を離れたくなくて寝たふりを続けた。
「頭っ痛ぇ。」
どうやら大和くんが目を冷ましたみたいだった。
「亜優?の部屋…。右手は…。亜優がやってくれたのか…?」
大和くんの仕草に私は聞き耳を立てる。
自分の心臓の鼓動がすごく大きく聞こえて、寝たふりをしてるのがばれてしまうんじゃないかと、ものすごくドキドキした…。
っと、その次の瞬間、私は大和くんに抱き上げられてベッドに寝せられた。
そして、ぎゅっと抱き締められ、唇に何かが触れた…。
「な何やってんだ。俺は…。」
今のは…。
今のは…。もしかして…。
私今、大和くんにキスされた…?
えっ…。
私の頭はパニックだった。
なんで…?
でもすごく嬉しい…。
大和くんにキスされた。
そして、大和くんは何度か私の髪を優しく撫でてくれた。
「亜優…。ありがとう。」
今度はおでこにそっと触れるようなキスをしてくれた…。
これは夢?
幸せ過ぎて何も考えられない…。
このまま時が止まってしまえばいい。
埼玉に帰る事も明日からの嫌な現実も全て無くなってしまえばいい…。
私はそんな事を思いながら深い眠りに落ちていった…。