トリガーポイント
今日だって、テンガロハットにサングラス…。
うさん臭い外国人みたいな格好をしている。
あごひげまで生やして…。
何の仕事をしてるんだろ…。
それから泰治さんは私のバイトが終わるまで、飲みながら待っていてくれた。
ずっと同じペースでバーボンのロックを飲み続けているのに、
顔色ひとつ変わらなかった。
大学の頃から人一倍飲むくせに、
最後まで酔い潰れた子の介抱をしてくれていた。
どんだけお酒強いんだろ…。
相変わらず謎が多い。
「須賀さん。
お先に失礼します。」
12時になって私は学生のバイトさんと交替にバイトを上がった。
「よし。
んじゃアユ太郎。
飲みに行くか。」
帰り支度を済ませた私に、待ってましたとばかりに泰治さんが声を掛けた。
泰治さんとふたりで飲みに行くのは初めてだった。
大丈夫だよね。
だって泰治さんだし。
飲んでるから、いざとなったら一発殴って…。
なんて思ったのは考え過ぎだった…。
須賀さんのお店を出て、泰治さんに連れられたのはなんと、
えりりんのお店だった…。
うさん臭い外国人みたいな格好をしている。
あごひげまで生やして…。
何の仕事をしてるんだろ…。
それから泰治さんは私のバイトが終わるまで、飲みながら待っていてくれた。
ずっと同じペースでバーボンのロックを飲み続けているのに、
顔色ひとつ変わらなかった。
大学の頃から人一倍飲むくせに、
最後まで酔い潰れた子の介抱をしてくれていた。
どんだけお酒強いんだろ…。
相変わらず謎が多い。
「須賀さん。
お先に失礼します。」
12時になって私は学生のバイトさんと交替にバイトを上がった。
「よし。
んじゃアユ太郎。
飲みに行くか。」
帰り支度を済ませた私に、待ってましたとばかりに泰治さんが声を掛けた。
泰治さんとふたりで飲みに行くのは初めてだった。
大丈夫だよね。
だって泰治さんだし。
飲んでるから、いざとなったら一発殴って…。
なんて思ったのは考え過ぎだった…。
須賀さんのお店を出て、泰治さんに連れられたのはなんと、
えりりんのお店だった…。