私が死んだら、1つの命が助かった。














目を開けると、真っ白な世界だった。












………あぁ、死んだのか。













真っ白の世界に1つの浮かんでいる水晶には私の母と父。






顔に白い布をかけられた状態の私の体に縋り付いて泣いていた。








「………義母さん、義父さん、ごめん」










水晶に浮かんだのは、次は………



















慶一。























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