九条武政&酒井参輝 *短編集*

――そうして2人は1つになった――



行為が終わり床に寝転がり荒くなった息を整えながら参輝が聞いてきた


「何で泣いてたの?」

「それは…参輝が離れちゃう気がして…参輝は曲を創るのも上手だし…」

目になみだをうかべながら話す武政に

「俺は離れないし離れるつもりもない、
だからお前も離れるな。」


そう言って参輝は武政に深くキスをした。



――完――
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