ライオンさんのペット
突然両親と離れて暮らすことになって、初めて会った人のペットになって、知らない家に連れてかれて、新学期からは新しいクラスに入らされて、他にも色々あって…

置かれている状況を無理矢理飲み込んで…

不安で心寂しくて…

もう頭も心もぐちゃぐちゃで…



そんな私の背中を和雅さんは優しく撫でてくれた。


その優しさが、伝わってくる温もりが、今は何より私に安心をあたえてくれる。


もう自分では泣くのを止められない。


なら今はただ、涙が枯れるまで泣いてしまおう。


この人の胸の中で。






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