ライオンさんのペット
「一つ確認しておきたいことがあります。」




「なんだ?」




「ペットの期間は?
私が死ぬまでなんて言わないですよね?」





高獅路さんは小さく笑った。





「安心しろ。期間はお前が高校を卒業するまで。
もしくは俺が飽きた時点で終了だ。」




2年間か…




冗談抜きで一生ペットにされるかと思ったから少しホッとした…




私は一つため息を吐いてから、高獅路さんの目を見据えて口を開いた。




「分かりました…
貴方のペットになります。」




それを聞くと、彼は少し目を細めその整った顔に微笑を浮かべた。









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