ライオンさんのペット
きっと失笑される…いや、この人だったら鼻でハァン的なバカにしたように笑うかも…

もしくは、『結局はご飯にありつけてるのだから、もしもの自分を想像するだけ無駄だ』とか言われそう…


と、次の反応を想像していたのだけれど…






「……そうか。」






と言っただけだった。





あれ?想像してたのと違う…





そして、和雅さんは軽く手を挙げた。




すると直ぐに近くに控えていた給使係の人が和雅さんの側に来た。





「次からは瑠唯の料理は少なくしてくれ。」





「えっ…あの…」





またまた予期していなかった行動に戸惑ってしまい、言葉が出てこなかった。




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