ライオンさんのペット
5人の先輩がどんどん迫ってきて嬉しさよりも凄く恐い。
もし私が犬だったら耳は垂れてしっぽなんてクルックルに巻いてたよ…
「柴田さん、どうなんですか!?」
どうしよう~恐いよ~
縮み上がっていると、不意に頭に手が置かれて引き寄せられた。
「先輩方、あんまりこいつのこと恐がらせないで下さいよ。」
横を仰ぎ見れば、見慣れた明るい茶髪の男の子が立っていた。
左耳にはピアスを3つもつけているけど、女子生徒に人気のその甘いマスクのせいで恐いイメージよりも格好良さに拍車がかかっている。
「新(あらた)~」
私は救世主に泣きつきたくなった。
もし私が犬だったら耳は垂れてしっぽなんてクルックルに巻いてたよ…
「柴田さん、どうなんですか!?」
どうしよう~恐いよ~
縮み上がっていると、不意に頭に手が置かれて引き寄せられた。
「先輩方、あんまりこいつのこと恐がらせないで下さいよ。」
横を仰ぎ見れば、見慣れた明るい茶髪の男の子が立っていた。
左耳にはピアスを3つもつけているけど、女子生徒に人気のその甘いマスクのせいで恐いイメージよりも格好良さに拍車がかかっている。
「新(あらた)~」
私は救世主に泣きつきたくなった。