ライオンさんのペット
何か、それが何かは分からないけれど、何か誤解を与えてしまった様な気がするのだけど…



まぁ、いっか。喜んでたし。

















まだ自覚の湧かない自分の部屋に戻りドアを閉めれば、一人になった安心感から床まで届きそうなくらいの深い溜め息が出てしまう。




やっぱり一人で夕食食べれば良かったな~




和雅さんは急ぎの仕事の電話が入ったとかで部屋を出て行ってしまって、気まずい時間はそんなになかった。




それでも、気まずい時間はあったわけで…




別々で夕食食べたら準備してくれるメイドさん達が大変かなって変に気使っちゃって、和雅さんが帰ってくるのを待っていたけど、毎食この気まずさが続くと思うと、正直重い…







「瑠唯様…私共にそのようなお気遣いを…」





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