ライオンさんのペット
凄く気まずい…



いやでも、まだ慣れてないから気まずいと思うんだよね。
慣れちゃえばどうってことないはず!





「分かりました…」



「良い子だ。」



そう言って頭を優しく撫でられる。


和雅さんとは年が離れてるとはいえ親子ほどの年の差ではないのに、凄く子供扱いされてる気がする。


気のせいかな?


確かに私はまだ学生で、和雅さんは大人だけど…






「さあ、もう遅い。そろそろ眠るといい。」



「はい…」




私がそのままベッドに行こうとすると「おい。」と呼び止められた。



なんで呼び止められたのかは分かっていたけど、敢えて知らない振りをした。





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