ライオンさんのペット
そして勢いの余り、和雅さんの胸に飛び込む羽目になった。



「だから、何故離れる。」



「和雅さんの方こそ、何でそんなに近づくんですか…
近すぎです…」




近すぎて顔を上げないと上手く話せないばかりか、そのせいで顔と顔の距離がグッと近くなってしまう。




「ペットとのスキンシップだ。」



「………和雅さんって、ペットを可愛がりすぎて、逆にペットをストレスに追いやるタイプですね…」



「なんだ?ストレスを感じているのか?」



「いえ、そういうわけでは…」



ストレスっていうよりは、ドキドキしすぎて心臓に負担かかっているんですけど…



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