ライオンさんのペット
「言っておくが、俺はペットにストレスをかけたことはないぞ。」




そ、それはどうでしょう…




「なんだ、信じてないな。」



言葉に出してないのに、和雅さんはまた私の心の声が聞こえたみたいで…



「なら、いつものスキンシップをやってやる。」
とまた腰に巻いていた腕を引き寄せた。



「な、な、何するんですか!?」



「暴れるな。」



私は和雅さんの腕の中で暴れるけど、びくともしない。


そうこうしていると…






頭にふわっとした感覚を覚えた。


髪を撫でる優しい手つきが、凄く気持ちいい…





なんだ、こういうことか…

想像はつかなかったけど、もっと凄いことをされるのかと思った…



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