〈BL〉SecretLove②〈短編〉
「うん」

少し信晶さんの方へ
詰めてスペースを作った。

「ありがとう」

隣に座ったと思ったら
いきなり、姉さんに
抱き着かれた。

「ね、姉さん?」

まさか抱き着かれるとは
想定して無かった……

「ねぇ将」

抱き着いたまま
姉さんが聞いて来た。

「何?」

「さっき、信君は
将の事愛してるって
言ってたけど
将はどぉなの?」

隣に居る信晶さんを
チラッと見たが
何も言ってくれなかった。
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