〈BL〉SecretLove②〈短編〉
喘ぎそうになるのを
耐えて答える。

「何を考えてたのかな?」

僕の考え事に嫉妬?

「姉さんの事ですよ」

そう、貴方の奥さんの事。

「オレ達の関係が
雅実に申し訳ないとか
思ってるのかい?」

ズバッと言い当てられて
心臓がドキッと跳ねた。

「そうです……」

言ってる途中で
段々声が小さく
なっていく。

「ねぇ、先に告白
したのはオレだよね?」
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