真面目くんがネクタイを緩めるとき
そういう方が賢いと思う。
てかそもそも、
人と関わらなければそんな事は起きないのに。
まぁ、気が強いならいいか別に
俺は女達が帰って行くまで裏で本を読んでいた。
「もう行こ」
ひたすら本人の前で悪口を言った奴らは
やっと帰る気になった。
ぞろぞろと帰って行ったのを確認して
本を閉じて壁から覗いてみると
「取ってなんかないもん……。」
そうやって呟く
大塚胡桃がいた。
あー、コイツ
強いわけじゃねーじゃん
ただ、強がってるだけじゃん。