真面目くんがネクタイを緩めるとき
結局私は恋愛なんかに根の根っから
興味がないの。
ただ、あいつ
梶だけは絶対に堕としてやりたい。
私のこと好きだって言わせて、フってやる
それは私のプライドとして。
今日も私は梶の後をついて行った
ただし、もう教室では話さない。
だって教室なんかで話したら、私の素がクラスの男子にバレちゃうもん
階段を上がって上がって
めんどくさい図書室まで歩く
ガラーっ!
と勢いよく戸を開けると、
一瞬目が合って
ふいっー
無視。
まぁ、だろうと思ったけど。