真面目くんがネクタイを緩めるとき
そうしてるうちに
そのまま放課後になってしまい
「どうするか、」
焦っていると
いつの間にか胡桃さんが教室にいない。
こういう時に限ってどこ行ったんだよ!
嫌な予感がした。
図書室、屋上、隣の教室
心当たりがある所をすべて探してみたが
見つからない。
そして、ふと、外の廊下を見たとき
いた。
葵と胡桃さんの2人の姿が目に映る。
「やべぇな」
俺は走って外に向かった。
今、2人が接触するなんて危険過ぎる。
近づくにつれて聞こえてくる胡桃さんの声。