真面目くんがネクタイを緩めるとき
すると、ふと色々な資料の山が目に入った
本棚に綺麗に整理されている所に手を伸ばす
これを見れば、梶の志望校が分かるじゃん
ガチャー。
いきなり入ってきた梶は私の手を見つめる
私の伸ばした手は進行方向を指していて
梶はお茶を机に置くと少し低い声で言った
「見ていいなんて言ってないけど」
「ごめんっ……。」
私はそう言うと梶は鼻で笑って
「そんなに僕の事、知りたいんですか?
だったら教えてあげますよ。
しっかりと体でね」
そう言って私をベッドに投げた。