真面目くんがネクタイを緩めるとき
そうなると私は何も知らずに、
梶がいなくなったここで
また、ひとりぼっちー。
「……み、胡桃!起きて!」
目を開けるとそこは真っ白なカーテンと
私の親友がいた。
「あんたが倒れたって聞いて……
走って来たの。
梶、行かないで、ってうなされてたから
何かおかしいと思って
そしたら先生が梶がアメリカに行くこと話してくれた。」
そっか、私……
話を聞いた後倒れたんだ。
「梶は一度ここに来たけど、
帰って貰った。
梶はまだ何も知らないわ」