真面目くんがネクタイを緩めるとき
「僕は真面目くんです。
だから、どちらか選んで片方を捨てるなんて
キャラじゃない。
どっちも選んで必ず成功させます。
だから胡桃。
アメリカで俺が医者になって、
こっちに帰って来たら
僕と結婚してくれませんか?」
川の流れる草むらでプロポーズ。
全然ムードなんてないけれど
「幸せに……っ、してくれる……?」
「当たり前でしょう?」
私は泣きながら何度も頷いた。
メニュー