さよなら 【短編】



「ああ…


――なんで知ってんのよ。


私は、心の中で呟く。


「別に、最近。
 ボーっとしてるからさ……笑」

私は、適当に流していた。



「そっか。
 なんか、彼氏でも出来たのかなぁー
 って思うじゃん!笑」

優子は、笑顔になって席に着いた。
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