【続】好きって言うまで離さねぇ。



「入るよー…?」


ちょっと躊躇いながら、部屋へ足を踏み入れた。



「あれ、いない」


まだ帰って来てないのかぁ……


私はまた1階へ下りた。

すると、ちょうど階段のところでメイドさんに会った。



「あの、冬哉見てないですか?」

「冬哉様でしたら、昼食を召し上がった後、出掛けられましたよ」



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