【続】好きって言うまで離さねぇ。



私は冬哉が好きで、冬哉も私を好きでいてくれる。

今まではそう信じてたけど……


冬哉が大学生になって、すごく歳の差を感じるようになってから

私の中に不安が生まれた。


だから可愛い部屋着を買ったり、料理を頑張ったりした。


だけど……



「大学生から見たら、高校生なんて子供だよね……」


成宮くんはただ黙って聞いてくれている。



「彼氏以外の男に、つけこむ隙を与えない方がいいよ?」



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