【続】好きって言うまで離さねぇ。



「まぁ、もうどうでもいいんですけど。……豊橋ちゃん、また明日ね」

「え、うん!また明日ね」


成宮くんはそう言うと、さっさと公園を出ていった。


成宮くん、慰めてくれたんだよね…?

やっぱり見た目とは違って優しい人だなぁ……



「……侑梨」


冬哉に名前を呼ばれた瞬間。


「冬哉…」


優しく抱き締められた。

成宮くんにされた時にはなかったドキドキでいっぱいになる。



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