【続】好きって言うまで離さねぇ。



「ちゃんと話したいんだ。聞いてくれるか?」


私は涙を拭いながら、コクッと頷いた。










「え……私をいじめる…?」


大学生の女の人は、私のことを話に出したらしい。


まさか、ここで私の名前が出てくるとは思わず、びっくりした。



「だから、行くしかなかったんだ…」

「そう、なんだ……」


私のためだ、って聞いて嬉しい。


でも……



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