【続】好きって言うまで離さねぇ。



「可愛いじゃん。似合ってる」


俺がそう言うと侑梨はほんのりと頬を染めて、


「へへ、よかったぁ」


嬉しそうに笑みを浮かべた。



「これだったら、近くのコンビニくらい行ってもいいよね♪」


弾んだような侑梨の声。


は……?

この部屋着で外に出ようとしてんのかよ?



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