【続】好きって言うまで離さねぇ。
「うわぁおっきーい!」
「楽しそ~!」
侑梨と果世ちゃんが歓声を上げているのを横目に、俺は坂井さんにお礼を言った。
同じく皐も果世ちゃんの運転手に頭を下げていた。
車で20分ほど走れば着く距離にある、アミューズメントパーク。
バッティングセンター、ゲーセンなどが入っている大型遊技場。
初めて来たけど、かなりデカい。
しかも建物が綺麗だから、まだ新しいに違いない。
「冬哉!行こ!」