【続】好きって言うまで離さねぇ。



どぎまぎしながら、外へ出るように促した。


うわあぁドキドキがおさまらない!




「あ!次バスケしようぜ」


無邪気に微笑んで、バスケのゴールがあるところへ向かう冬哉。


なんだか子供みたい…

冬哉の意外な一面が見れて、私はまた嬉しくなった。




「冬哉、バスケも出来るの?」


かなり高い位置にあるゴールを、見上げながら聞いてみる。



「野球よりはな。一応中学はバスケやってたし」



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