【続】好きって言うまで離さねぇ。



「……ふふっ」

「ん?侑梨?」


頭上から冬哉の不思議そうな声が聞こえてくる。


ほんとに、バスケが好きなんだなぁ…



「何でもないっ!よし、次は私も頑張るからね!」



それから、私は冬哉とのデートを楽しんだ。










「果世!全然会わなかったね?」


夕方まで遊び尽くし駐車場で果世と会った。

同じ建物内にいたのに会わなかったんだよね。



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