【続】好きって言うまで離さねぇ。



「お母さん!お父さん!」


私が叫んだ通り、リビングのソファーにはお母さんとお父さんが座っていた。


テーブルに置かれた大量のお土産に驚きながらも、私も向かい側に座った。



「おかえり!すごいお土産の量…!……てかいつ帰ってきたの?」

「ただいま。ついさっきだよ」


にこりと微笑むお父さんは仕事の疲れも感じさせない笑顔。



「そっか。………お母さん?」



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