【続】好きって言うまで離さねぇ。
✿愛し抜く覚悟 -冬哉Side-
「結婚の件ですが……、まだ籍は入れないでいただきたいんです」
豪華な夕食の後、リビングで談笑している時。
俺はふいにそう言葉を発した。
びっくりしたように俺を見てくる愛梨さんと彰吾さん。
「冬哉……?」
不安げに瞳を揺らした侑梨。
まさか侑梨、俺が結婚したくないとか思ってんのかな。
……そんなの、ありえねぇのに。
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✿愛し抜く覚悟 -冬哉Side-