【続】好きって言うまで離さねぇ。
「~~~っ!///」
両親に見られたことが恥ずかしかったのか、声にならない叫びを上げて侑梨は俯いてしまった。
そんなに恥ずかしかったのか?
「侑梨、そんなに照れちゃって!冬哉くんも困るわよ!」
まだからかいが含まれている愛梨さんの声。
「うるさい!……冬哉も止めてよぉ…」
………え、そんなに潤んだ瞳で言われても煽るだけだから。
これが無自覚なんだから、困る。
「あ、そうだ!誓いのキス、見たいわぁ~!」