【続】好きって言うまで離さねぇ。



「冬哉ぁーっ!味噌汁冷めちゃうよー!」


そんな、大声なのに心地いい声で目覚める。


俺はゆっくりと瞼を開け、部屋を見渡した。

俺が今いるベット、それにデスクの上にはパソコン、仕事関係の本が置いてある本棚。


………1人部屋、なんだよな。



「ちょっと冬哉!早く起きないと遅刻しちゃうよ!」


バンッと勢いよく部屋へ入ってきたのは、もちろん侑梨。



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