【続】好きって言うまで離さねぇ。
───その瞬間。
「きゃっ」
侑梨の短い悲鳴の後に、ドサッとベットへ倒れこむ音が響いた。
侑梨に馬乗りになって、上から見下ろす。
「俺、朝飯より侑梨を喰いたい」
「ふ、ふざけないでよ!それより朝ご飯食べてよ……っ」
カァッと頬を染める侑梨。
そんなところも変わってない。
「本気だよ?……俺、男の子ほしいなー…」
「………へ」
「女の子もいいけど」
俺の言うことを理解出来てない様子の侑梨。
なんだ、分かんねぇのかよ。