【続】好きって言うまで離さねぇ。



「は?同居!?」


この時期の3年は、自由登校で普通の授業は行われていない。


今日は偶然にも皐が来ていたから

昼休みに侑梨に話すはずだった話を聞いてもらった。


一応、自習という名目だから俺は声のボリュームを下げた。



「ん、同居を考えてんだけど……そんなに驚くことかよ?」



< 26 / 211 >

この作品をシェア

pagetop