止まない雨はない
「ゆり・・・痛いだろ。
 俺の肩に爪を立てても、噛んでも構わない・・・
 俺にゆりの痛みを分けてくれよ・・・

 その痛みすら、俺は幸せだから。」


恭哉さんの言葉にまた涙があふれてくる・・・

今、体はもちろん・・・心の中も同じ、一つになれているのだと・・・



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